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[2026年10月29日] 「第59回日本女子ソフトボールリーグ」 第4節総括・順位決定節Bブロック展望

 「第59回日本女子ソフトボールリーグ」は、レギュラーシーズン「第4節」までを終了し、「プラチナセクション」「サファイアセクション」とも順位が確定した。
 ここでは「第4節」での戦いを総括し、両セクションの「3位」「4位」4チームにより、5位~8位を決定する「順位決定節」Bブロックの戦いを展望してみたい。



8勝5敗「プラチナセクション」3位:YKK

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.29(4位)
奪三振:49(5位)
総失点:53(4位)
チーム打率:2割7分9厘(2位)
総得点:57(2位)
総本塁打:9(2位)
総失策:9(2位)
守備率:0.976(2位)
※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す

 YKKは「第1節」1勝1敗のスタート。「第2節」では初戦の厚木SC戦に逆転勝ちし、続くMORI ALL WAVE KANOYA戦も3-2で競り勝ち、MORI ALL WAVE KANOYAの開幕からの連勝を「3」でストップさせ、「同率首位」に並ぶ場面もあったのだが……最終戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦を0-1のサヨナラ負けで落とし、「3連勝」はならず、通算成績3勝2敗の「3位」で「第2節」を終了。プラチナセクション「3位」で臨んだ「交流節」も2勝1敗と勝ち越し。通算成績5勝3敗の「3位」で「第3節」を迎え、「第3節」も1勝1敗と一進一退の状況を抜け出せず……。
 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」は初戦の厚木SC戦に6-0で快勝。この日、MORI ALL WAVE KANOYAが靜甲 ソルフェジオに敗れたことで、MORI ALL WAVE KANOYAとの「直接対決」で勝利すれば、勝敗で「同率」に並び、同率で並ぶチーム同士の「直接対決の勝敗」では2勝0敗で「順位逆転」となる可能性が出てきた。そのMORI ALL WAVE KANOYA戦、先制されながら一度は同点に追いつきながら「勝負どころ」で押し出し。肝心なところで「真っ向勝負」することすらできず、自滅し、今シーズン「最大のチャンス」を逃し、結局、1-5で敗れ、「順位決定節」Aブロック進出の可能性は消えてしまった。
 最終戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦は「主砲」大内麻里奈の2打席連続ホームラン等で7-3の逆転勝利。最終戦を勝利で飾りはしたが……何か消化不良、不完全燃焼感を残すシーズンとなってしまった。

 投手陣では「エース」として期待されている木澤愛梨が10試合・33イニングを投げ、4勝4敗・防御率4.67。「エース」としての期待とは裏腹に、勝てば「2位」「順位決定節Aブロック進出圏内」に浮上するMORI ALL WAVE KANOYA戦、1-1で迎えた6回裏、無死二・三塁から連続四球で押し出し。決勝点を与えてしまったシーンは「残念」の一言に尽きる。「勝負」して打たれるならまだしも押し出しの四球で決勝点とは……そこまで「互角」の試合を演じていただけに、この「胸突き八丁」を乗り越えれば「勝利」という「頂上」が見えてくる場面での敵前逃亡、「戦わずして敗れる」姿だけは見たくなかった。この経験を糧に、真の意味で「エース」と呼ばれる存在になってくれることを期待したい。
 2年目の室山凛が木澤愛梨を上回る12試合・38イニングを投げ、3勝0敗・防御率2.58の及第点の数字を残したことは評価でき、「次」につながる大きな収穫であった。ただ、チーム防御率3.29(セクション4位)では上位を狙うのは厳しい。1位・靜甲 ソルフェジオがチーム防御率1.18、MORI ALL WAVE KANOYAが1.25と1点台の安定した数字を残したことを考えると、その差が「Aブロック」と「Bブロック」を分ける差となったといっても過言ではない。
 打線も昨シーズンほどの破壊力・爆発力が見られず、「キャプテン」の東郷佑実が打率4割5分7厘・本塁打1・打点7と「プラチナセクション」打撃ランキング「1位」に輝く大活躍。「主砲」大内麻里奈も打率3割5分3厘・本塁打5・打点7の数字を残したが、最終戦の2打席連続ホームランで数字を伸ばしたものの、その「爆発」「覚醒」がもう少し早かったら……と悔やまれる。池川実希が打率3割4分3厘・打点6、杉浦紗南が打率3割1分3厘・打点4、中谷美里が「打率3割」にはわずかに手が届かなかったが本塁打2・打点8と「強打のYKK」のDNAを受け継ぐ選手たちは育っている。「順位決定節」Bブロックでも「次」につながる戦いを見せてほしいものである。

 「順位決定節」Bブロックでは、初戦で「サファイアセクション」4位のペヤングと対戦。翌日(10月31日/土)がダブルヘッダーとなり、「サファイアセクション」3位の平林金属 Peachblossoms、続いて「プラチナセクション」4位の花王コスメ小田原 フェニックスとの対戦が組まれた。
 すでに「日本リーグ優勝」の望みは断たれ、5位~8位を争うといってもモチベーション高く試合に臨むのは難しいところがあるかもしれないが……昨シーズン、Aブロックでの戦いを経験したYKKには、ここでは「段違い」の強さを見せてほしいところ。その上で、来シーズンへの「希望」や「期待感」が見出せる試合をしてくれることを期待したい。

「順位決定節」YKK 試合予定
10月30日(金)
対 ペヤング(7勝6敗/「サファイアセクション」4位) ※9:30試合開始予定
10月31日(土)
対 平林金属 Peachblossoms(8勝5敗/「サファイアセクション」3位) ※9:30試合開始予定
対 花王コスメ小田原 フェニックス(6勝7敗/「プラチナセクション」4位) ※12:30試合開始予定
11月1日(日)
「7位決定戦」Bブロック3位 vs Bブロック4位 ※10:00試合開始予定
「5位決定戦」Bブロック1位 vs Bブロック2位 ※12:30試合開始予定

投手陣の奮起を期待! 「真っ向勝負」の気概と覚悟を持って!!


YKK「らしい」打線爆発を期待!


「格の違い」を感じさせる試合を見せてほしいところ



8勝5敗「サファイアセクション」3位:平林金属 Peachblossoms

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.83(4位)
奪三振:40(3位)
総失点:52(3位)
チーム打率:3割1分8厘(2位)
総得点:69(1位)
総本塁打:10(1位)
総失策:10(2位)
守備率:0.975(2位)
※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す

 平林金属 Peachblossoms「第1節」1勝1敗、「第2節」1勝2敗で通算成績2勝3敗。サファイアセクション「4位」で「交流節」を迎え、「交流節」は2勝1敗と勝ち越し。通算成績4勝4敗の「勝率5割」で「第3節」に臨むことになった。
 「第3節」では、初戦でCitrine SHIMANEと対戦し、6-2で快勝。続く「同率首位」小泉病院 Blue Arrowsとの「直接対決」は、2回裏、7番・雨宮芙由子、9番・野村映実の2本のツーランホームランで大量4点を先制しながら投手陣が踏ん張れず、5-6の逆転負け。「上位争い生き残り」「順位逆転」のために「絶対に負けられない」大事な試合を落としてしまい、通算成績5勝5敗でレギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えることになった。
 その「第4節」では、初戦のVONDS市原 Emerald Green戦に延長タイブレークにもつれ込む「熱戦」を6-4で競り勝つと、続く大和電機 Blue Lakers戦は1-1で迎えた6回裏、野村映実のツーランホームランで勝ち越し。そのまま3―1で逃げ切り、最終戦のペヤング戦も4-3で競り勝ち、見事な「ラストスパート」で3連勝! 通算成績を8勝5敗まで伸ばし、小泉病院 Blue Arrows、大和電機 Blue Lakersと「同率首位」に並んだのだが……リーグ規程により、同率で並ぶ3チームの「直接対決の勝敗」で順位を決定することになり、3勝1敗の小泉病院 Blue Arrowsが「1位」、2勝2敗の大和電機 Blue Lakersが「2位」、1勝3敗の平林金属 Peachblossomsが「3位」となり、惜しくも「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を逃してしまった。

 投手陣では、「投打二刀流」の行武唯華が12試合・45回2/3を投げ、4勝1敗・防御率2.76。こちらも「投打二刀流」の東本結月が8試合・22回2/3を投げ、2勝1敗・防御率4.32。勝田日菜子が7試合・12回1/3を投げ、2勝2敗・防御率6.24、伊藝優良が6試合・8回2/3を投げ、0勝1敗・防御率4.85と「継投策」を「基本路線」に戦ってはいるものの、帯に短し、タスキに流し……といった感は否めず、さらに「上」をめざすのであれば、やはり「真のエース」と呼べるピッチャーを育てていく必要がある。
 一方、打線は好調で今田弥里が打率4割4分4厘(打点2)のハイアベレージを記録。岡田望が打率4割2分9厘・本塁打1・打点11とチームの「得点源」となる活躍。「キャプテン」森香央理も打率4割2分4厘・打点3と当たっており、野村映実が3割6分7厘・本塁打5・打点13と大爆発! シーズン最終盤の猛烈な追い込み、「ラストスパート」の立役者となった。

 「順位決定節」Bブロックでは、初戦で「プラチナセクション」4位・花王コスメ小田原 フェニックス、翌日のダブルヘッダーで「サファイアセクション」3位・YKK、続いて「プラチナセクション」4位・ペヤングと対戦する。
 「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を「あと一歩」のところで逃したショックは大きく、Bブロックを戦うモチベーションを見出すのは難しいところはあると思うが……せっかくつかみかけている「次へのステップ」を手放すことなく、この「順位決定節」Bブロックでの戦いで確固たるものとし、来シーズンへとつなげてほしい。まずは「順位決定節」Bブロック「最上位」である5位を勝ち獲ることで、次なるシーズンへの「確かな手応え」を感じることのできる戦いを期待したい。

「順位決定節」Bブロック 平林金属 Peachblossoms 試合予定
10月30日(金)
対 花王コスメ小田原 フェニックス(6勝7敗/「プラチナセクション」4位) ※12:00試合開始予定
10月31日(土)
対 YKK(8勝5敗/「プラチナセクション」3位) ※9:30試合開始予定
対 ペヤング(7勝6敗/「サファイアセクション」4位) ※14:30試合開始予定
11月1日(日)
「7位決定戦」Bブロック3位 vs Bブロック4位 ※10:00試合開始予定
「5位決定戦」Bブロック1位 vs Bブロック2位 ※12:30試合開始予定

投手陣に「真のエース」が誕生すれば……さらに「上」を狙える


打線は絶好調! 破壊力・爆発力のある打線が「看板」となるチームとなれ!!


見事な「ラストスパート」を見せた平林金属 Peachblossoms。この戦いを来シーズンにつなげて……



6勝7敗「プラチナセクション」4位:花王コスメ小田原 フェニックス

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:2.95(3位)
奪三振:50(4位)
総失点:43(3位)
チーム打率:2割6分2厘(5位)
総得点:37(5位)
総本塁打:1(6位)
総失策:11(5位)
守備率:0.971(5位)
※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す

 花王コスメ小田原 フェニックスは「第1節」勝ち星なしの連敗スタート。「ホーム」開催となった「第2節」は2勝1敗と勝ち越し、通算成績2勝3敗。プラチナセクション「4位」で「交流節」に臨み、「交流節」も2勝1敗。通算成績4勝4敗の「勝率5割」で後半戦再開となる「第3節」を迎えたが、「上位進出」生き残り、「順位逆転」をかけた「同率首位」に並ぶMORI ALL WAVE KANOYA、靜甲 ソルフェジオとの「直接対決」に連敗。「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性が完全に消滅してしまった。
 大きな「目標」の消えた中でのレギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」では、投手陣では初戦のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦で佐藤理央が完封勝利! 「エース」栗原ななみだけに頼らぬ投手陣の編成に一歩踏み出し、打線では「2番」に起用された押田麻空が「第4節」3試合で9打数5安打・7盗塁と打線の「起爆剤」となり、出塁すれば実質「二塁打」としてしまう「足」を見せ、花王コスメ小田原 フェニックスがめざすべき「新たな方向性」が見えてきた気がした。

 投手陣の中心となったのは「エース」栗原ななみ。11試合・45回1/3を投げ、4勝2敗・防御率0.93。相変わらす安定感のあるピッチングを見せてくれた。久しくこの「エース」に続く存在を模索してきたが、佐藤理央が6試合・18回2/3を投げ、2勝0敗・防御率3.75と頭角を現しつつある。
 打線でも前述の押田麻空が打率4割1分7厘・打点4、「プラチナセクション」打撃ランキング「4位」に食い込む活躍を見せ、盗塁も「9」を記録。このうち7盗塁を「第4節」の3試合だけで記録していることを考えると、「長打力」「一発」に欠ける花王コスメ小田原 フェニックスの打線にとって、今後、チームの「向かうべき方向性」を示す「大きな存在」となりそうだ。
 また、「エース」栗原ななみが「打者」としても非凡の才を見せ、打率3割5分7厘・打点2の成績で押田麻空に次ぐ「数字」を残している。
 打線の中核を担う松田采弓が打率3割5分1厘・本塁打1・打点6、佐藤愛佳が打率3割2分4厘と攻撃面でも「新たな力」が芽吹きつつある。
 ただ……「第4節」の最終戦では試合終盤までリードを奪う試合を展開しながら、YKKの「一発攻勢」の前に逆転負けを喫している。こういう試合を見てしまうと、やはり「得点力不足」、特に「長打力不足」という、積み残してきた「長年の課題」から目を逸らすことはできない。押田麻空を中心とした「機動力」に活路を見出しながらも、その「長年の課題」を少しでも克服すべく「新戦力の獲得」ということも含め、努力しなくてはならない。また、投手起用、継投のタイミング、起用の人選等についてもハマった、決まった、という試合は少なく、このあたりももう一工夫ほしいところか。

 「順位決定節」Bブロックでは、初戦で「サファイアセクション」3位の平林金属 Peachblossomsと対戦。初日、ダブルヘッダーとなり、続いて「サファイアセクション」4位のペヤングと対戦し、翌日、「プラチナセクション」3位のYKKと対戦する。
 この「順位決定節」Bブロックでは、「第4節」で見え始めた「チームとして向かうべき方向性」「チームとしての新機軸」をより確かなものとし、次なるシーズンにつながる試合を見せてくれることを期待したい。

「順位決定節」Bブロック 花王コスメ小田原 フェニックス 試合予定
10月30日(金)
対 平林金属 Peachblossoms(8勝5敗/「サファイアセクション」3位) ※12:00試合開始予定
対 ペヤング(7勝6敗/「サファイアセクション」4位) ※14:30試合開始予定
10月31日(土)
対 YKK(8勝5敗/「プラチナセクション」3位) ※12:30試合開始予定
11月1日(日)
「7位決定戦」Bブロック3位 vs Bブロック4位 ※10:00試合開始予定
「5位決定戦」Bブロック1位 vs Bブロック2位 ※12:30試合開始予定

投手陣に「エース」栗原ななみに次ぐ存在が出現するか⁉


新たな打線の「起爆剤」となれるか⁉ 押田麻空


「チームの向かうべき方向性」「チームとしての新機軸」が見え始めている



7勝6敗「サファイアセクション」4位:ペヤング

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.63(4位)
奪三振:32(4位)
総失点:56(5位)
チーム打率:2割5分1厘(5位)
総得点:46(4位)
総本塁打:4(5位)
総失策:12(3位)
守備率:0.969(4位)
※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す

 「第1節」で開幕「連勝」の好スタートを切ったペヤングは、「ホーム」開催となった「第2節」でも初戦の小泉病院 Blue Arrows戦の土壇場の最終回、「代打・ツーランホームラン」で同点に追いつき、延長タイブレークの末、劇的なサヨナラ勝ち! 第2戦のVONDS市原 Emerald Green戦で今シーズン初黒星を喫するも、最終戦の平林金属 Peachblossoms戦でも終盤の逆転勝ちで「ホーム」の大観衆を喜ばせ、4勝1敗と星を伸ばし、サファイアセクション「1位」で交流節を迎え、「交流節」も2勝1敗で乗り切り、後半戦再開後の「第3節」は1勝1敗。通算成績7勝3敗の「同率首位」をキープしたまま、「第4節」に臨むことになった。
 しかし……「勝負どころ」の「第4節」、「エース」大橋歩実をケガで欠き、「エース不在」で臨むことに……。初戦の小泉病院 Blue Arrowsとの「首位攻防戦」に2-12で大敗すると、続くVONDS市原 Emerald Green戦では本来、「外野手登録」の「ルーキー」安藤結愛を先発に起用する「ミラクル」な選手起用を見せたが、これも通じず……1-4で完敗。最終戦、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出のためには「勝つしかない」平林金属 Peachblossoms戦も終盤の追撃及ばず、3-4の1点差で惜敗。今シーズンの日本リーグを「最も沸かせてくれたチーム」の「ミラクル」な戦いは壮絶な3連敗で終わりを告げた。

 投手陣を支えた「ルーキー」大橋歩実が8試合・43イニングを投げ、4勝1敗・防御率2.44。この「エース」不在で「第4節」を戦わなくてはならなかったことが、返す返すも悔やまれる。大橋歩実とともにチーム躍進を支えた上田弓月が10試合・32回1/3を投げ、2勝2敗・防御率3.46。この二人の力投がなければ、チームがこの位置にくることもなかっただろう。
 打線では、山坂香織が打率4割3分6厘・打点6の活躍でチームを牽引。山岸澪衣は打率3割2分4厘・本塁打2・打点8とチームの「得点源」となってくれた。伊藤千夏も打率3割3厘・打点5と「3割超え」の活躍を見せたが、チーム打率2割5分1厘、総得点46、総本塁打4はいずれもセクション5位の数字。投手陣に安定感が出てきているだけに、打線の奮起、攻撃力の向上、得点力不足・長打力不足等、今シーズン快進撃を見せたとはいえ、まだまだ改善すべき「課題」が残されているのも確かである。

 「順位決定節」Bブロックでは、初戦で「プラチナセクション」3位のYKKと対戦。この日ダブルヘッダーとなり、続いて「プラチナセクション」4位の花王コスメ小田原 フェニックスと対戦し、翌日の最終戦で「サファイアセクション」3位の平林金属 Peachblossomsと対戦する。

 「ミラクル」な快進撃で「サファイアセクション」で首位争いを演じていただけに、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を逃したことは悔やまれるが、現行の試合方式となって初めて「順位決定節」Cブロック(9位~12位を決定)を抜け出し、この「順位決定節」Bブロックへ進んだだけでも「大躍進」なのである。
 ここでの戦いを来シーズンへつなげ、さらに「上」をめざしてほしい。「ノーマーク」だった今シーズンと違い、来シーズンは対戦相手も警戒し、研究してくる。その中で勝ってこそ、真に「強いチーム」であり、今後めざすべきは「ミラクル」なチームではなく、地に足のついた「本当の強さ」を持ったチームである。

「順位決定節」ペヤング 試合予定
10月30日(金)
対 YKK(8勝5敗/「プラチナセクション」3位) ※9:30試合開始予定
対 花王コスメ小田原 フェニックス(6勝7敗/「プラチナセクション」4位) ※14:30試合開始予定
10月31日(土)
対 平林金属 Peachblossoms(8勝5敗/「サファイアセクション」3位) ※14:30試合開始予定
11月1日(日)
「7位決定戦」Bブロック3位 vs Bブロック4位 ※10:00試合開始予定
「5位決定戦」Bブロック1位 vs Bブロック2位 ※12:30試合開始予定

「エース」大橋歩実とともにチームを支えた上田弓月


打線の強化、得点力不足・長打力不足の克服が今後の課題


「ミラクル」は終わったが……その戦いに拍手を!!!



※サファイアセクションの画像・動画はすべてLMC(League Media Crew/リーグ メディア クルー)により撮影・提供していただいたものです


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